チェーンソーカービングに挑戦2010年04月07日 21時18分37秒

新しい芸術と出会っている。
かなりマニアックなものかもしれないが、「チェーンソーカービング」である。チェーンソーを駆使して、1本の丸太から鳥や動物の姿等を彫り出す一連の作業である。

ログハウスに関わる地域のメンバーに名を連ねていたが、ログハウス作りの講習会の裏方に徹していたため、肝心のチェーンソーを操る機会は少なかったのである。このメンバーがチェーンソーカービングの講習や作品の販売に活動の方向性を見いだして、早速私もその活動の渦中へ。まずは、腕磨きというわけで必死に丸太と格闘した次第である。

短時間では何ともないが、あのチェーンソーを2~3時間も持ち続けて丸太に挑むと、翌日は腕から肩がゴリゴリに凝り固まって・・・・。
それも慣れてしまえばいいのでしょうが・・・・。

老境?のマウンテンバイクツーリング2010年04月27日 00時18分18秒

 久しぶりに本格的な山登りのマウンテンバイクツーリングに出かけた。メンバーはクラブの4人。30代の若手健脚者、50代1名、60代突入の私と70代に入った人。標高800mの峠を越えるパスハントのコースであった。
 つい最近(といっても数年前)まではそんなにきついと感じなかった山坂のペダリングも息があがってしかたがなかった。70才を数える長年の自転車仲間の先輩が久々のマウンテンバイクの山登りに挑戦してくれた。自身の体力・気力の確認が目的でもあった。私は、そのサポートとして付かず離れずの後ろを走行した。きつい山坂では、歩くこともあったが、ほとんどペダルをこぎ通した。先輩の手前、きついと弱音を吐く訳にはいかなかった。コースの走りはじめは気持ちよかった春の暖かい日差しも、「暑い」日差しに変わり、体力を消耗するものになった。
 それでも、林道沿いを流れる谷川の清い流れのその水音や木漏れ日を反射してきらきら光る様子。こけむした岩肌。新緑を芽吹いた木々。しばしの休憩の場所でふと見つめるそれらの景色は、我々にしみ入るような安らぎを与えてくれた。
 息を切らしながらたどり着いた峠では、苦しみもがきながらもやり遂げた充実感に浸ることができた。登山で山頂を極めた達成感と同じものかもしれないが、マウンテンバイクは、登山と山頂からの下りに決定的な違いがある。何時間もかけて登りつめた峠から、一気に駆け下る爽快さがある。今回も3時間近くかけて登った峠から一気に30分で下り終えた。むろん危険を伴う荒れ道のダウンヒルには転倒・けがの危険がある。それだけにスリルも味わうことができる。
 それにしても、老境?にはいった者が挑んだ今回のツーリング、自身の体力や気力の確認といいながら、自分の青春の熱気が失われていないことを求めてやっている気がしてならない。我が青春、未だここにあり!次のツーリングの機会を求める意欲が湧くのを押さえられない自分に感謝した。そして、70才のサイクリストにも感服!