家族、山・・・2007年09月06日 20時35分09秒

大杉のある登山道
 プロバイダのブログ開設無料の誘いにふらっーと軽い気持ちで作ってしまった。日頃から、ふーっと浮かんでは消える自分の頭のなかの言葉。名文だったり、つまらない言葉だったり、優しい気持ちだったり、怒りの表現だったり、強い主張だったり・・・・で浮かんでは消えしています。気ままにそういうものを書き込んでみようと思う。

 まだ、孫のいるほど年老いていない(と思っている)とはいえ、現実にかわいい孫が生まれて家族の中に台風の目みたいな笑いの渦がわき起こると、自分が「じいちゃん」になったことを自覚せざる得ない。今、生まれて初めて声を立てて笑ったと家族みんなで喜び合い、何回も笑いを誘うように孫をせき立てている。家族の中心に孫君が鎮座している。

 昨日、地元の霊山と言われる山に2年ぶりに登った。大学生2人を案内しての登山であった。結構急な登山路を登ること2時間。若者を案内するとあって、いくらかの体力以上の見栄みたいなものが、実力以上のペースを生んでいた。頂上手前で息がきれそうで、どうでもいいような植物等の説明をして時間を稼いだ。それでも頂上に着くと、元気を取り戻し、かって何度となく味わった達成感に浸り、登ってきて良かったと思った次第である。

まだ青いアケビの実が・・・・2007年09月07日 20時33分19秒

残暑が続く中にもめっきり朝方の冷や冷や感が増して、秋が実感される。そういえば、東京から実家に里帰りしている大学生のために、先日の登山の帰りにため池ではあったがカヌーの体験を準備していた。ひっそりとしたため池にカヌーを浮かべると、なんと「まったり」とした空間になったことか。パドルの動きを止めて、緩い風に艇を任せ天を仰ぐとなんとも不思議な浮遊感に浸ることができた。
 確かこのため池の岸辺にはアケビがあったはず。秋がまだ早いので結実していないかなと思いつつも探し始めてみた。岸辺の木立の下の水面に艇をすべらせてくまなく探した。手のひら状に5枚の葉をつけたツルの下にまだ青いアケビの実が見つかった。その上にもさらに2個見つかった。まだアケビの実を見たことのない東京の大学生を呼び寄せ、「これがアケビ!」と自慢げにアケビの能書きをまくしたてた。10月に入ると色づいて食べ頃になるのかも・・・・

マウンテンバイクが真に似合う場を!2007年09月11日 21時43分37秒

自然林中を疾走するマウンテンバイカー
例年、夏のお盆前後にマウンテンバイクの大会を開催してきた。むろん個人で開催できないので、自治体や企業の主催や共催という形でこれまで18回もやってきた。多くの自転車仲間が企画・運営し、当初から手作り感のある大会であったと自負できるものだ。近年、自治体も財政難が顕在化し、どこの自治体も経費削減のため、無駄と思われるこの手のイベントは中止や補助金カットなどの手が打たれた。例にもれず、本大会も自治体が主催を外れ、我々の手のみで開催することとなった。
 そもそも、大会のコースとなる自然林の中をマウンテンバイクで走る快感をもっと多くの仲間に堪能してもらおうと始めた大会だ。自然林の木々の間は非日常的な空間となり、マウンテンバイカーのみならず自然派の人間にとっての至福の空間となりうるのだ。林の中を歩きながら感じるその空間の匂いや景色に加え、マウンテンバイクの動くスピードに応じた爽快感を感じることができる。このようなマウンテンバイクが真に似合う自然林が広域的に保存・保護されることが一つの夢である。

日南海岸の海風を受けてサイクリング2007年09月25日 00時03分43秒

鵜戸岬の灯籠型灯台の前にて
久しぶりに潮の香りいっぱいの海風を胸いっぱい吸い込んだ。クラブの例会で少し足を伸ばして宮崎・日南海岸をサイクリングした。当初の予定は、旧飫肥街道のマウンテンバイクによる走破を目論んだが、藪こぎもあるとの情報で結局海岸線に出てのツーリングとなった。飫肥城址と油津港と鵜戸神宮を結ぶコースを快走した。鵜戸神宮に向かう際は強い向かい風、帰りは追い風。いずれも鬼の洗濯岩と呼ばれる独特の海岸線から吹き渡る潮風は、磯の香りを運び、山間地域に暮らす者にとっては久しぶりに味わう香りだった。